民主党は、消費税増税の関連法案に反対した議員の処分を検討しているようです。除名するのか、党員資格停止するのか。
さて、「消費税を上げることが正しい」との前提で、考えてみたいと思います。
約3年前の選挙で民主党は「次の4年間、増税はしない」と言っていました。普通に考えれば、「増税はしないけど、増税のための法律は作るつもりだったのです」と言われても納得できません。
しかし、鳩山元総理が、「学べば学ぶにつけ、日米安保の重要性が分かった」と言ったのと同じように、「政権与党になって、消費税増税の必要性を認識した。だから、消費税を上げる決断をした」というのであれば、理解できます。
だとすれば、増税法案に反対するメンバーは過ちに気づかない頑迷な人たち、ということになるのでしょう。
党の決定に従えない人を処分することも理解できますが、この件で造反者を処分できるほど自信満々でいられる人の感覚もすごい。
結局、理屈じゃなくて、好き嫌いの問題なのでしょう。